Wiiの全て

当サイトでは、ソフトは買わずにWii本体のみで遊べる「Wiiチャンネル」「Wii伝言板」「インターネット」「ニンテンドーWi-Fiコネクション」や「WiiConnect24」の機能についてご紹介しています。

概要

Wiiは任天堂の第5世代目の家庭用据え置き型ゲーム機であり、無線通信で接続されるコントローラ「Wiiリモコン」による直感的な操作の実現、コンピュータゲーム以外の日常生活に役立つコンテンツの搭載、Wii独自のインターネットを利用したサービス・機能が大きな特徴である。 任天堂はかつて据え置きゲーム機のシェアで優位であったが、その多くをプレイステーションを擁するソニー・コンピュータエンタテインメントに奪われた。日本のゲーム市場自体が1997年をピークに2006年までは漸減していた(2007年はソフトの売上は前年比-2%だったが、売上全体では史上最高を記録)。 任天堂はゲーム市場が漸減している理由を、「ゲームの複雑化に伴うゲーム離れ」にあるとし、家庭用ゲームがハードウェア、ソフトウェア共に大きな進化を遂げると同時に、システムや操作の高度化・複雑化が進み、あまりゲームをプレイしない層とゲームをよくプレイする層の間でゲームに対する心理的な距離に格差が生じ、ゲームに対するスタートラインが、人によって全く違う状況になってきているのではないかと考え、以下の提案をした。

  • ゲーム人口の拡大(ゲームから離れてしまった人を呼び戻す。女性や高齢者といった非ゲーマー層を取り込む)
  • ゲーム定義の拡大(従来は存在しなかった作品を投入する。例:『Wii Sports』、『Wii Fit』)
  • 年齢や技量を問わず、誰もが同じスタートラインに立てること(コアゲーマーとカジュアルゲーマーが共に楽しめる)

を提案した。2006年E3前の会見で社長岩田聡は「ゲーム人口の拡大」が社長に就いた時に定めた目標であると語った。この提案を元に、任天堂は「ゲーム操作の高度化」に歯止めをかけるため、ユーザインタフェースの改良によって「このゲームの操作なら、自分でもできそうだ」と普段ゲームをしないユーザーに思わせることを具体的目標とした。

このコンセプトを同じくしてWiiに先駆けて発売された携帯ゲーム機のニンテンドーDSでは、タッチスクリーンを導入し、操作の簡便化と従来とは全く異なる操作感覚を実現した。WiiではニンテンドーDSとは別の技術、別のアプローチで操作の簡便化を図るべく、コントローラの改良が行われた。宮本茂を中心とする3年にも及ぶ研究開発の結果、生まれたのがWiiリモコンである。

Wiiは、世界累計販売台数2000万台を発売から約60週で達成した。日米欧での発売開始時期が機種によりそれぞれ異なるため単純比較は出来ないが、これは歴代の家庭用ゲーム機の販売記録(ゲームボーイアドバンス(75週)、ニンテンドーDS(約80週)、プレイステーション2(約95週))を抜いて最速である。3000万台は発売開始後1年8か月で達成し、これもPS2の2年2か月を抜き最速。後に出荷台数では発売開始後2年5ヶ月で5000万台を達成しており、これもPS2を上回る。一方、国内累計販売台数1000万台は発売から約3年3ヶ月で達成しており、ニンテンドーDSの約1年8カ月、プレイステーション2の約2年6カ月に次ぐ速さであった。

2011年6月7日にE3で次世代機、Wii Uが発表された。

Wiiの名称について

Wiiという名称は、英語のwe(私たち)をイメージして「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、iiは独特の形状のコントローラと、人々が集まるさまをイメージしたものである。他にもフランス語のOui(はい)とも発音が似ており、肯定的な意味が含まれている。

この名称が公開された当初は、前世代機の「ゲームキューブ」からの名前の変わりように賛否両論が起こった。しかし、発売される頃には、その論議も落ち着いた。Nintendo of America社長であるレジナルド・フィサメィは2006年のE3において、この名称について「LEXUSやACURAなどの名称も最初は賛否両論があったが、今は受け入れられている。Wiiも最初はおかしいと思うかもしれないが、人々に浸透するに従って受け入れられるだろう」といった趣旨の発言をしている。

サードパーティーソフトのテレビCMや店頭のポスターなどでは、ニンテンドーWii任天堂Wiiと表記されていることもあるが、正式名称ではない。

開発コードネームは「レボリューション (Revolution)」であり、「ビデオゲームの革命」 となるゲーム機を表していた。本体および関連機器の型番には「R」e「v」o「l」utionを略した「RVL」が付いている。この 「Revolution」にも専用のロゴが用意されていた。「o」の文字がディスクの形をしており、「v」の後の「o」は大きく、「i」の後の「o」は小 さい形をしている。これはそれぞれ、Wii用の12cmディスクと、ゲームキューブ用の8cmディスクを表しており、互換性をアピールしていた。

ハードウェア本体

外見

Wiiの筐体は任天堂のこれまでの据え置き型ハードの中では最も小さく、DVDディ スクケースを3枚重ねた程度の厚さである。縦置きと横置きの両方に対応しており、専用の縦置き用スタンドが同梱されている。その専用スタンドを用いて縦置 きにした際、本体が斜めになるが、これはスタイルを良くするため、子供がディスクを挿入するときに落としにくくするため、放熱の便をよくするためである。

Wiiは2007年度のグッドデザイン大賞候補に選ばれた。しかし決選投票で敗れ、結果は金賞だった。Wiiを差し押さえて大賞に輝いたのは、eneloopが含まれるプロダクト群、『エネループ ユニバーサル プロダクツ』だった。

日本におけるWii本体のカラーバリエーションは次の通り。以下の価格は全てメーカー希望小売価格(税込み表記)である。

シロ(shiro)
2006年12月2日に発売された最初のカラー。発売当初の価格は25,000円、2009年10月1日からは20,000円。2010年11月11日より、WiiリモコンがWiiリモコンプラスに変更されている。
クロ(kuro)
2009年8月1日に発売されたカラー。発売当初の価格は25,000円、2009年10月1日からは20,000円。カラー以外の仕様は全て「シロ」と同じ。埃や指紋などの汚れが付着すると目立つ色であるため、「専用 クリーニングクロス」が付属する。
スーパーマリオ25周年仕様
2010年11月11日発売。「スーパーマリオブラザーズ」発売25周年を記念して販売されたモデルで、同作品の25周年仕様のソフトがインストールされている。価格は20,000円。本体の色は赤。カラー以外の仕様は全て「クロ」と同じ。数量限定販売。

2005年に「レボリューション」の名で初めて発表された時は、基本色が黒で、そのほかにも白・銀色・緑・赤といったカラーバリエーションが公表されていた。

Wii本体同梱版が発売されているソフトは以下の通りである。

  • モンスターハンター3(トライ)(クロ)
  • 戦国無双3(クロ)
  • テイルズ オブ グレイセス(シロ)
  • ラストストーリー(シロ)

いずれも本体と同色のクラシックコントローラPROを同梱している。

CPU・GPU・メインメモリ

CPUはIBM、GPUはATIとの共同開発。メインメモリは1T-SRAMを採用している。岩田社長は「ユーザーにとって、動作周波数の数字には意味がありませんから」と、詳しい性能を公表していないが、処理速度はXbox並といわれており、処理能力はゲームキューブのMPU「Gekko」より2倍近く上げたという。

同世代の競合機種より性能の方向性を変え消費電力を重視したことにより、ゲームプレイ時の平均消費電力が17.8Wと大幅に低く抑えられている(2007年当時)。

映像

最大出力解像度は、NTSCの映像方式を採用する地域(日本・北米など)では横720×縦480ピクセル、PALやSECAMの映像方式を採用する地域(欧州など)では横720×縦576ピクセルである(SD画質)。これを超える解像度、いわゆるHD画質(ハイビジョン)の出力には対応しておらず、プレイステーション2(PS2)とほぼ同程度にとどまっている。

Wii本体とテレビを接続するケーブルは「AVケーブル(コンポジットケーブル)」「S端子AVケーブル」「D端子AVケーブル」「コンポーネントAVケーブル」「RGB SCARTケー ブル」の5種類がある。ただし「RGB SCARTケーブル」は欧州のみの発売。Wii本体には「AVケーブル(コンポジットケーブル)」が同梱されており、その他は全て別売販売となっている。 本体の映像出力端子が独自のものとなっているため、市販されている通常のAVケーブルは使用できない。AV仕様ファミコン・スーパーファミコン・NINTENDO64・ニンテンドーゲームキューブは 本体の映像出力端子が全て共通であり、接続ケーブルも全て同じものであったが、この出力端子はコンポジットケーブル・S端子ケーブル・SCARTケーブル 用の3種類の映像信号しか出力できないため、Wiiでは5種類全ての接続ケーブル用の映像信号の出力に対応した新しい出力端子が採用されている。そのた め、ゲームキューブ以前の接続ケーブルとWii専用の接続ケーブルには互換性が無い。ゲームキューブでもD端子ケーブルとコンポーネントAVケーブルが発 売されていたが、前述の通り通常の出力端子では対応していないため、通常の出力端子のすぐ横にD端子ケーブルおよびコンポーネントAVケーブル専用出力端 子が搭載されていた。Wiiはこの2つの端子を1つにまとめたことで簡素化した。また、ゲームキューブ以前のゲーム機にはAVケーブルはすべて別売販売 だったがWiiには標準で付属された。

走査方式はインターレース方式とプログレッシブ方式か ら選択可能。ただし、プログレッシブ方式で出力するには映像信号の規格上、別売の「D端子AVケーブル」もしくは「コンポーネントAVケーブル」を使用す る必要があり、さらに使用するソフト側もプログレッシブ方式での出力に対応している必要がある(対応していない場合はインターレース方式で出力される)。

画面比率(アスペクト比)は「4:3(ノーマル)」と「16:9(ワイド)」から選択可能。16:9映像は、横方向を圧縮して伝送し、テレビ側で元の比率に引き延ばすスクイーズ方式で 出力される。一部のソフトでは16:9映像での出力に対応していない場合があり、その場合は本体設定で「16:9」に設定されていても4:3映像で出力さ れる。S端子ケーブルやD端子ケーブルを使用した場合でも、画面比率制御信号は出力されないため、正しい比率で表示するには別途、ワイドテレビ側の画面比 率設定を手動で「ノーマル」や「4:3」(メーカーによって呼称は異なる)に変更する必要がある。ただし、4:3映像のみ出力対応のソフトの中には、ワイ ドテレビ側で画面比率設定をしなくても良いように、4:3映像の左右に黒色の帯やキャラクターが描かれた帯(ピラーボックス)を自動的に付加して16:9映像にし、出力するソフトもある(『マリオパーティ8』や『ワリオランドシェイク』など)。WiiメニューやWiiオプションなどの本体機能、Wiiチャンネル、任天堂製のWiiウェアは全て16:9映像の出力に対応している。

サウンド

Wii本体からの音声出力は、本体とテレビを接続する各種AVケーブルの音声端子(白・赤の2本のRCA端子)によるアナログ音声出力のみであり、光デジタル音声端子などは搭載していないためデジタル音声出力には対応していない。よって、音声の最大出力チャンネル数は2chまでである。

本体の音声設定では「モノラル」「ステレオ」「サラウンド」の3種類から選択可能である。「サラウンド」に設定すると、ゲーム中の効果音などがドルビープロロジックIIのデコードに適した2ch音声にエンコードされて出力される。この音声を、ドルビープロロジックIIデコードに対応したAVアンプに 接続し、ドルビープロロジックIIのモードをオンに設定して再生することで、5.1chサラウンド音声に拡張して楽しむことが出来る。ただし、ゲームソフ トによってはドルビープロロジックIIエンコードに対応していない場合がある。その場合は、本体の音声設定で「サラウンド」に設定していたとしても、通常 のステレオ音声が出力される。なお、ニンテンドーゲームキューブ用 ソフトの中にもドルビープロロジックIIエンコードに対応したソフトがあるが、これらのソフトをWiiで遊んだ場合でも、ゲーム内の音声設定で「サラウン ド」(一部ソフトでは「ドルビープロロジックII」と表記されている場合もある)に設定することで、ドルビープロロジックIIエンコードされた音声が出力 される。

任天堂はドルビーラボラトリーズと 契約を結び、Wii用ゲームソフトでドルビープロロジックIIを使用する許諾を受けている。この契約により、ゲーム各社はドルビー社と個別に契約すること 無く、ドルビープロロジックIIの技術を利用した音声を出力することが出来る。ただし、ゲームソフトのサウンドがサラウンドで製作されている必要がある。 ドルビープロロジックIIエンコードに対応したゲームソフトには、パッケージの裏面・取扱説明書の裏表紙・Wiiメニューの各種ソフトを選択した際に表示 される画面(Wii用ソフトのみ)などにドルビープロロジックIIのロゴマークが表記されている。

コントローラ

Wiiの標準コントローラは、Wiiリモコンと呼ばれるリモコン型のコントローラである。Wiiリモコン以外にも「ヌンチャク」や「クラシックコントローラ」などのWiiリモコンの外部拡張コネクタに有線接続する拡張コントローラや、「バランスWiiボード」のような単体で動作するコントローラもある。

ディスク

Wiiの対応メディアは、Wiiソフト用12cm光ディスク(1層/2層)と、ニンテンドーゲームキューブ(以下GC)ソフト用8cm光ディスクである。それ以外のディスク(CDやDVDなど)の読み込みには対応していない。

Wiiソフト用光ディスク・GCソフト用光ディスク共にDVDが ベースとなっているが、記録方式が任天堂独自規格となっておりDVDとは異なる。Wiiソフト用光ディスクの容量は、1層式が4.7GB、2層式が 8.51GB。2層式ディスクは、ディスクを読み取るレンズの汚れの影響を受けやすいため、場合によっては読み込み不良が発生することがある。2層式ディスクかどうかはディスク裏面の内周に刻まれた記号から判別出来る。日本版ディスクの場合は「RVL-***J-0B-00」である(1層式は0Bが0A)。

Wii用ソフト・GC用ソフト共にリージョンコード(DVDのものとは地域区分が異なる)が設定されており、ゲームソフトと本体のリージョンコードが一致しないと起動することができない。

ディスクケース

ディスクケースは、GCでは独自のものを使用していたが、Wiiでは多くのDVDソフトやプレイステーション2・Xboxソ フトで採用されているアマレー社製のトールケース(W136mm×H190mm)を採用している(ケース内にAMARAYのロゴがある)。いくつかのソフ トには、2枚組用のケースが採用されているが、厚さは1枚組用のものと同じである。ケースのカラーリングは以下の3種類が存在する。

  • :2009年12月までに発売されたほぼ全てのソフト、および2010年1月以降に発売され、CEROの審査でA(全年齢対象)・B(12才以上対象)・教育・データベースのいずれかに指定されたソフト。
  • :2010年1月以降に発売され、CEROの審査でC(15才以上対象)・D(17才以上対象)・Z(18才以上のみ対象)のいずれかに指定されたソフト。
  • :『New スーパーマリオブラザーズ Wii』のみ全世界統一で赤色のケースが採用された。
2層式ディスクの読み込み不良について

一部のWii本体において2層式ディスクが採用されているソフトを使用した際に、

  • ディスクが読み込めない。
  • 読み込み中にエラーが表示される。
  • 動画がスムーズに再生されない。

などのディスクの読み込み不良が発生する場合がある。

原因はディスクを読み取るレンズにタバコのヤニやホコリなどの汚れが付着しているためで、任天堂は2008年2月1日よ りレンズの無償クリーニングの受け付けを開始したが、任天堂純正のクリーナーキットの発売をもって無償での対応は終了した。この読み込み不良が発生するの はレンズの汚れの影響を受けやすい2層式ディスクを利用した場合のみであり、1層式ディスクでは基本的に発生しない。2011年3月現在、2層式ディスク が採用されているソフトは『大乱闘スマッシュブラザーズX』及び『ミブリー&テブリー』、『戦国無双3』、『メトロイド アザーエム』である。

内蔵フラッシュメモリ

従来のゲーム機では、ソフトがROMカセット式のものはそのソフト自体に、ディスクメディア式のものは外部メモリ(メモリーカード等)にセーブデータが保存されるのが通例であったが、Wiiでは本体内蔵の容量が512MBのフラッシュメモリに保存される。そのため、セーブデータの保存にメモリーカード等の外部メモリを必要としない。ゲームのセーブデータだけでなく、ダウンロードした『Wiiチャンネル』や『バーチャルコンソール』および『Wiiウェア』のソフトの保存、『Wii伝言板』に記録されたメッセージの保存、ネットワークサービス『WiiConnect24』で受信したデータの保存などにも利用される。

各データのサイズは「ブロック」という単位で表示される(1ブロックは128KB相 当)。512MB(4000ブロック相当)のうち一部は本体設定・購入時から内蔵されている5つのWiiチャンネル・Wii伝言板に記録されたメッセー ジ・受信した本体アップデートプログラム・基本ソフトなどの保存領域として使用されるため、実際にユーザーが512MB(4000ブロック相当)全てを使 用することはできない。容量が足りなくなった場合はSDカードメニューを利用することで、間接的ではあるが容量拡張に近い形をとることができる。

内蔵メモリはAES 128bit CBCモードで暗号化されている。この暗号化方式はWiiディスク、Wiiのアップデートサーバーから提供されるファイルにも使われている。セーブデータやチャンネルをSDメモリーカードにコピーすると、データは自動で暗号化される。

SDメモリーカード

SDメモリーカードスロットがWii本体前面に1か所あり、外部記憶媒体として

  • SDメモリーカード(2GBまで)
  • SDHCメモリーカード(4GBから32GB)
  • miniSDカード(2GBまで)
  • microSDカード(2GBまで)
  • microSDHCカード(4GBから32GB)

が使用出来る。

SDメモリーカード(表現の便宜上、上記のメモリーカード全てを含むものとする。以降も同様)を使用することで、「Wiiオプション」内の「データ管理」より、Wii本体内蔵メモリに保存されているチャンネル(ソフト)やセーブデータをSDメモリーカードに移動・コピーすることが出来る。チャンネル(ソフト)の場合、SDメモリーカードに移動後も後述の「SDカードメニュー」 を使用することによって直接ソフトを起動することができる。ただしセーブデータはSDメモリーカードから直接読み込むことが出来ないので、事前にWii本 体内蔵メモリに移動・コピーしておく必要がある。32GBのSDHCメモリーカードであれば、24万ブロック相当の容量が確保できる計算となるが、保存出 来るチャンネル(ソフト)の総数は240個までとなっており、実際は24万ブロック全ては使い切れない。

その他、以下のソフト内で使用可能である。ただし、▲が付いているソフトはSDメモリーカード(mini・micro含む)のみの対応で、SDHCメモリーカード(microSDHC含む)には対応していない。

  • 写真チャンネル
  • デジカメプリントチャンネル
  • Wiiスピークチャンネル
  • Wiiショッピングチャンネル
  • エキサイトトラック ▲
  • FOREVER BLUE ▲
  • みんなのポケモン牧場 (プラチナ対応版 含む)▲
  • 大乱闘スマッシュブラザーズX ▲
  • 街へいこうよ どうぶつの森 ▲
  • 乱戦!ポケモンスクランブル
  • FOREVER BLUE 海の呼び声

USB端子

本体背面にUSB2.0端子を2つ搭載。以下の周辺機器を使用することができる。ただし、使用するソフトがその周辺機器に対応している必要がある。

  • Wii専用 LANアダプタ
  • 市販のUSBキーボード
  • Wiiスピーク
  • カラオケJOYSOUND Wii 専用USBマイク(パッケージ版・Wiiウェア版兼用)
  • カラオケJOYSOUND Wii DX 専用USBマイク
  • テレしばいWii 専用USBマイク

ゲーム内容などに直接作用するものではないが、以下のような周辺機器も発売されている。

  • Wii USBイルミネーションスタンド
  • eneloop USB充電専用 Wiiリモコン専用無接点充電セット

その他、公式ライセンスを受けたものではないが、本体の排熱効率を高める外部接続放熱ファンなど、純正品ではラインナップされていない種類の製品なども存在する。

上記の周辺機器を同時に3種類以上使用する場合はUSB端子が不足するため、市販のUSBハブが必要となる。Wii本体より電源を供給するバスパワー方式も使用できるが、使用する周辺機器によっては電力不足となる場合もあるため、任天堂ではACアダプタを使用して電源を供給するセルフパワー方式のUSBハブの使用を推奨している。

Bluetooth

Bluetooth3.0の無線モジュールを内蔵。WiiリモコンやバランスWiiボードとの通信に利用されている。

互換性・連動

ゲームキューブ専用ソフトのプレイ

ニンテンドーゲームキューブ(以下GC)と互換性を持っており、GCの全てのソフトをプレイすることができる。ただし、インターネット対応ソフト『ファンタシースターオンライン エピソード1&2』『ファンタシースターオンライン エピソード1&2 Plus』『ファンタシースターオンライン エピソード3 カードレボリューション』『ホームランド』はオフラインモードでしか遊べない。非公認ソフトであるGC専用プロアクションリプレイは、ディスクを入れても読み込まれず、使用することはできない。

また、2011年末に英国で発売される"Wii Family Edition"では本体が小型化し、GC用コントローラ端子とメモリーカードスロットが廃され、GCソフトとの互換性は無くなっている。

GCのソフトを遊ぶ際は、別売のGC専用コントローラを用いなければならず、Wiiリモコン・ヌンチャク・クラシックコントローラなどのWii専用コントローラは使用できない。GCのソフトのセーブデータは、GC専用メモリーカードのみに保存が可能で、Wii本体内蔵フラッシュメモリやSDメモリーカードは利用できない。ゲームボーイプレーヤーは利用できないので、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのソフトはプレイできない。

ゲームキューブ用周辺機器との連動

GCのコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器は、Wiiでも使用することができる。ただし、ゲームボーイプレーヤーやブロードバンドアダプタなど、GC本体下部に取り付ける周辺機器は使用できない。

GC専用コントローラはGCのソフトだけでなく、全てのバーチャルコンソール用ソフト、および一部のWii専用ソフトでも使用できる。ただし、バーチャルコンソールのソフトの場合は、振動機能には対応していない。

Wii専用ソフトとそのソフトの前作(ゲームキューブ専用ソフト)のセーブデータが入ったGC専用メモリーカードの連動に対応したゲームソフトもある。『ファイアーエムブレム 暁の女神』がその例である。

ニンテンドーDSとの連動

ニンテンドーDS・ニンテンドーDS Lite・ニンテンドーDSi・ニンテンドーDSi LL(以下まとめてDSと表記)とピア・ツー・ピア(任天堂独自プロトコル)で無線通信することができ、対応ソフトによっては様々な連動が可能となる。

連動の内容と2009年9月現在の対応ソフトは次の通りである。

Wii用ソフトとDS用ソフトとのデータの連動

左側がWii用ソフト、右側の【】内が対応するDS用ソフト

  • ポケモンバトルレボリューション 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー】
  • みんなのポケモン牧場 【ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ】
  • 不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 【不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 砂漠の魔城】
  • 大合奏!バンドブラザーズDX専用 スピーカーチャンネル 【大合奏!バンドブラザーズDX】
  • 似顔絵チャンネル 【歩いてわかる 生活リズムDS・トモダチコレクション】(作成したMiiを送信する)
  • 街へいこうよ どうぶつの森 【おいでよ どうぶつの森】
  • 悪魔城ドラキュラ ジャッジメント 【悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印】
  • 遊☆戯☆王5D's Wheelie Breakers【遊☆戯☆王5D's STARDUST ACCELERATOR - World Championship 2009 -】
  • あそぶメイドイン俺 【メイドイン俺】
  • 麻雀格闘倶楽部Wii Wi-Fi対応【麻雀格闘倶楽部DS Wi-Fi対応】
  • Wiiの間 【どこでも Wiiの間】
DS本体を「タッチスクリーン付きのコントローラ」として利用する
  • ポケモンバトルレボリューション
  • SIMPLE Wiiシリーズ Vol.3 遊んで覚える THE パーティー・カジノ
  • 財団法人日本漢字能力検定協会公式ソフト 250万人の漢検Wiiでとことん漢字脳
  • SIMPLE 2000シリーズWii Vol.1 THEテーブルゲーム 麻雀・囲碁・将棋・カード・花札・リバーシ・五目ならべ
  • @SIMPLEシリーズ Vol.3 THE 麻雀
  • □いアタマを○くする。完全制覇 Wii
  • 麻雀格闘倶楽部Wii Wi-Fi対応
  • □いアタマを○くする。毎日みんなでチャレンジ編
  • ポケモン不思議のダンジョン 冒険団シリーズ
DS本体にゲームソフトなどを送信して遊ぶ
  • みんなのニンテンドーチャンネル(DS用ソフトの体験版や追加データをDSに送信)
  • カタチのゲーム まるぼうしかく(ゲーム内容をDSに送信し、ゲームをDS単体で遊べるようにする)
  • テイルズオブグレイセス(「かめにんマーチャント!」をDSにダウンロードして遊ぶことが出来る。進行状況などのセーブデータは本編に送信することで保存出来る。)

Wiiメニュー

Wiiを起動するとWiiメニューが表示される。ここから様々なソフトや機能を起動する。

Wiiチャンネル

Wiiメニューには縦3×横4の枠が表示され、Wii本体内蔵メモリに保存されているソフトがその枠に表示される。このソフトのことをWiiではWiiチャンネルもしくはチャンネルと呼ぶ。Wiiチャンネルは『Wiiショッピングチャンネル』を利用することで、様々なものを追加することが可能である。Wiiメニューには縦3×横4のチャンネル枠が並ぶページが4ページまであり、合計48個までチャンネルを保存することができる。

SDカードメニュー

SDカードメニューは、本体内蔵メモリを一時的に利用してSDメモリーカード内に保存されているチャンネル(ソフト)を間接的に起動するメニュー。2009年3月26日に開始された本体アップデート(Ver.4.0)によって追加された。

Wiiメニューの左下に表示されている「SDメモリーカードのアイコン」を選択するとSDカードメニューの画面に切り替わる。SDカードメニュー は、Wiiメニューと同様に縦3×横4のチャンネル枠が表示されており、ソフトの起動もWiiメニューと同様の操作で実行することが出来る。SDカードメ ニュー内にはチャンネル枠が1ページにつき12個、全20ページあるため計240個のソフトを保存することが可能で、Wiiメニューと同様にソフトの配置 換えも可能となっている。

SDカードメニューを利用する際は以下の点に注意する必要がある。

  • 仕様上、SDメモリーカード内のソフトを本機能を利用して起動する際は、本体内蔵メモリに「起動するソフトのサイズ分の空き容量」が必要となる。
  • SDカードメニューを使ってチャンネル(ソフト)を起動した場合でも、セーブデータは本体内蔵メモリに保存されているもののみ読み込むことが出 来、SDメモリーカード内のセーブデータは読み込むことが出来ない。セーブデータは事前に本体内蔵メモリにコピー・移動しておく必要がある。
  • SDメモリーカード内に保存したチャンネル(ソフト)がWiiConnect24に対応していて、スタンバイモード時にも働く機能を持っていたとしても、その機能は無効になる(情報は更新されない)。
Wii伝言板

Wiiメニュー右下の「手紙アイコン」を選択するとWii伝言板の画面になる。Wii伝言板は、ゲーム内の成績やユーザー作成のテキストメッセージ等を記録する機能である。WiiConnect24を利用すれば、他のWiiやパソコン・携帯電話と電子メールの送受信を行うこともできる。

インターネット接続

Wiiでは、インターネットに接続することで、以下の機能やサービスを利用することができる。

  • ニンテンドーWi-Fiコネクションによる対戦やデータ交換
  • WiiConnect24によるデータの送受信機能
  • バーチャルコンソール・Wiiウェア用ソフトの購入・ダウンロード
  • Wiiチャンネルのインターネットを利用した機能
  • Wii伝言板のメッセージ送受信機能
  • インターネットによる本体アップデート機能
ニンテンドーWi-Fiコネクション

『ニンテンドーWi-Fiコネクション』とは、世界中の人とインターネットを通じて対戦等を行うことができるネットワークサービスである。

WiiConnect24

『WiiConnect24』とは、任天堂から配信されるデータを自動受信したり、他のWiiと様々なデータのやり取りをしたりするネットワークサービスである。

ソフトのダウンロード配信
バーチャルコンソール

『バーチャルコンソール』とは、かつて販売されていた家庭用テレビゲーム機用の(一部の)ゲームソフトをインターネットを利用して購入・ダウンロードするサービスである。

Wiiウェア

『Wiiウェア』とは、店頭で販売されていないWii用新作ソフトをインターネットを利用して購入・ダウンロードするサービスである。2008年3月25日にサービスが開始された。

接続方法

Wiiをインターネットに接続する方法は以下の3種類あり、各家庭の状況によって適切な接続方法を選択する。

無線LANで接続する方法
Wii本体内蔵のIEEE 802.11b/gの無線LAN機能を利用して市販の「無線LANルーター」や「無線LANアクセスポイント」と無線接続する。無線LAN自動設定技術「AOSS」(バッファロー)、「らくらく無線スタート」(NECアクセステクニカ)にも対応している。
任天堂公式サイトに動作確認済み無線LANルーター・無線アクセスポイントが掲載されている。
2008年9月18日に任天堂純正の無線LANルーター「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」が発売された。
有線LANで接続する方法
別売の「Wii専用 LANアダプタ」とLANケーブルを使う。PPPoEに対応しないため、ブロードバンドルーターが必須。ただし非対応のブロードバンドルーターも存在する。
任天堂公式サイトに動作確認済み有線LANルーターが掲載されている。
「ニンテンドー Wi-Fi USBコネクタ」を利用する方法
インターネットに接続しているWindows XP・Windows Vista搭載のパソコンに別売の「ニンテンドー Wi-Fi USBコネクタ」を接続してWiiと無線接続する。ただしこの方法の場合、インターネット機能利用時は常にパソコンの電源を入れておく必要があるため、インターネット機能の一つ「WiiConnect24」の特徴である「24時間常時接続」に適していない。上記以外のOS(Windows 7など)には対応していない。
接続率向上のための施策

2007年11月現在の日本国内におけるWiiのインターネット接続率は約40%であるが、まだ接続率向上の余地があるとして任天堂は以下の施策を行っている。

NTT東西との協業
2007年11月29日より、NTT東日本・西日本との協業がスタート。Wiiとフレッツ光 の接続に関する相談窓口、『Wii×フレッツ接続サポートセンター』が開設され、回線工事や機器の設定のパック提供、『簡単!便利!Wii接続おまかせ パック』が発売。フレッツ光のテレビコマーシャルにWiiが登場し始めた。これはWiiのネット接続率を改善したい任天堂と、フレッツの利用促進をしたい NTTの思惑が一致したことによるものである。
インターネット機能紹介動画をWiiに内蔵
Wiiをインターネットに接続すると何が出来るのかを紹介した動画『Wii インターネットにつなぐと、できること』をWiiチャンネルとして内蔵。2008年秋以降に出荷されているWii本体に内蔵されている。
手助けポイントキャンペーン
2009年3月26日より『Wiiネット接続できる人ができない人を手助けして500Wiiポイントを 両方がもらえるキャンペーン(略称:手助けポイントキャンペーン)』が始まった。これはキャンペーン名の通り、インターネットの接続方法や関連機器の設定 方法に関して詳しい利用者が、インターネット接続についてよく分らない利用者を手助けして、Wiiをインターネットに接続できる状態にし、指定の手続きを 踏むことで両者にそれぞれ500Wiiポイントが付与されるキャンペーンである。
さらに、手助けした台数が10台を超えるとバーチャルコンソールのファミリーコンピュータのソフトのうち任天堂が発売元となっているソフトがダウンロードし放題になり、最大登録可能台数である20台になるとバーチャルコンソールのファミリーコンピュータ・スーパーファミコン・NINTENDO64の全てのソフトがダウンロードし放題になる特典も用意されている(こちらは2009年10月21日に開始された)。2009年8月25日現在、10-19台のインターネット接続手助け達成者は46名、20台の手助け達成者は5名となっている。

本体アップデート

Wii本体のシステムソフトウェア(ファームウェア)や内蔵ソフトウェアはインターネットやWii専用ゲームディスクを利用してアップデート(更新)することが出来る。アップデートをすることで機能が追加されたり、不具合が改善されたりする。

ペアレンタルコントロール

ユーザーの年齢に応じて、特定のソフトのプレイ、バーチャルコンソール・Wiiウェア用ソフトのダウンロード、Wiiポイントの使用、一部のWiiチャンネルの利用などを制限する機能「ペアレンタルコントロール」を搭載している。Wiiのディスクソフトに関しては各国のレイティング審査団体(CERO、ESRB、PEGIなど)が制定する対象年齢に準じた設定が可能であり、日本ではCEROの区分に対応している。一部の項目はWii本体をアップデートしないと利用できない。